横浜市・神奈川県立金沢文庫に行く。・・・・の巻4

2015年5月8日   神奈川県立金沢文庫
                     =神奈川県横浜市金沢区金沢町142

鉈彫りとは、平安中期から鎌倉初期に 関東から東北にかけて多くみられ
た仏像彫刻の様式です。
表面に丸鑿(まるのみ)の彫りあとを残していますので、未完成とする説もあ
ります。
横浜・弘明寺の十一面観音像や岩手・天台寺の聖観音像が有名です。
画像
(ネット画像より)
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(ネット画像より)
私が天台寺を訪れたのは、2010年の8月でした。
この頃の鉈彫りの説明は、ノミ跡が残り未完成なのかもしれないというもの
だったと思います。
京都・奈良の仏像には鉈彫りが無く、関東・東北に限られていること。
平安時代の後期から鎌倉時代の初期にかけての短い期間だということもあ
り大変珍しい仏像なので 未完成説が有力だったのだと思います。
それが 金沢文庫の説明員が次のような説を述べたので 驚きとともに納得
もしたのです。

鉈彫りの作品は、大木で造られることが多いのです。
大木は、神・仏が宿る御神木である事が多いのだと思います。
従って 神木から仏像や神像が現れてくるのを表現しているのが、鉈彫り
の技法ではないか?というのが 今の見解の主流の様です。

とすると、この鉈彫りの技法が なぜ短期間で消えたのか?という疑問が残り
ます。
私が思うには 
・御神木と言われる大木は そんなに多く存在しないという事。
・蝦夷-まつろわぬ民-の仏教化政策が意外とスム-スにすすんだ事。
・御神木を切り倒すことが反感を買うことが多かった。
などが理由かと・・・・

終り

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